生理痛のつらさを和らげるために痛み・症状・食べ物・ツボを知る

生理の仕組み

生理痛

 

生理と生理痛の関係

 

大体の女性は生理があることを「子供を産むため」にあると漠然と理解はしています。そして、さらにもっとくわしく知れば、つらい生理痛に対して多少は客観的に考えられるようになれるかもしれません。そういう意味も含めて何故、生理が起こるのかを学んでいきましょう。

 

生理は子供を産むために不可欠なもの。毎月、女性は妊娠する準備をします。その準備とは、1ヶ月に1度の排卵がおきるまでに子宮内膜が厚くなっていくことです。排卵時に卵子と精子が受精してできた受精卵が着床すれば妊娠となるわけです。

 

受精卵が着床せずに終わったなら、分厚くなった子宮内膜は必要無しと体は判断し、血液と一緒に体外に出します。その一連の作動が生理と呼ばれるものです。出ていく時、内膜が剥がれますが、このときに生理痛がおこります。その痛みの症状は、千差万別です。

 

例えば、おなかが痛いだけかと思っていたら、そのうち、炎症から、自立神経が乱れてきて、頭痛や胃痛と痛みの範囲が広がっていきます。中には立ち上がれない、ベッドから起き上がれない人もいます。これらの症状は自律神経の乱れが原因です。

 

生理の始めから終わりまで

 

生理の始めと終わり、微妙に生理痛の症状も違ってきます。まずは生理終了から2週間後、排卵がおきます。その後、黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌量が増加して妊娠の準備に入ります。しかし、この準備も無駄となれば、生理がおこり、黄体ホルモンが急激に減少します。

 

このときに自律神経のバランスが崩れ、頭痛、胃痛、イライラなど精神不安定となってしまいます。次に生理が始まります。生理痛の根源であるプロスタグランジンという物質が急激に増えていきます。この物質の役割は子宮の収縮を促し、経血を体外に排出することです。

 

プロスタグランジンの量が増えていくと、生理痛がさらにひどくなります。症状も生理の始めのような症状に加えて、吐気、倦怠感、冷えという症状が出現します。

 

生理の後半は、ホルモンの分泌に関与しているのではなくて、血流の悪さが原因となって、生理痛がでてしまうのです。腰や下腹部の鈍痛、だるさといった症状です。

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