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基礎体温を付けよう

生理痛

 

生理痛と基礎体温の関係

 

基礎体温といえば、妊娠、避妊に必要なもので、生理痛の改善には関係ないものと思っておられる人が多いのでは?それどころか、基礎体温など計ったことさえない人も多いことでしょう。

 

しかし、生理痛のひどい人は基礎体温を計られることを是非、お勧めします。それは基礎体温を計ることで、子宮の病気、体の不調がわかるからです。その基礎体温のデータを持って婦人科に行きましょう。医師もその方がより的確に診断ができます。

 

朝、目覚めたら、即、基礎体温!

 

基礎体温は毎日、朝、同じ時間に計ります。前日、寝る時に枕元に体温計をおいておきます。翌日、目が覚めたら、体はあまり動かさずに計ることがポイントです。又、最低でも4時間以上の睡眠をとった後に計ることが重要です。

 

細かく計測できる自分専用の婦人体温計を準備しましょう。口中で計るほうが脇下よりも正確と言われます。次に計った基礎体温の数値を折れ線グラフで毎日記入していきます。

 

そして、グラフの横にでも備考欄を設け、生理の始まった、又は終わった日、体調の変化などを書き込んでいきます。

 

基礎体温のグラフの理想の線

 

高温気と低温期がはっきりと分かれているグラフが理想の形です。黄体ホルモンが多く分泌され、体温がグーンjと上昇し、その後、生理が始まります。そのまま低温期が続きます。排卵の時期になると、再び、体温は上昇します。

 

大体、この形を維持したグラフであれば、周期がずれたりしていても別に問題はありませんが、それ以外の形をしたグラフになった場合、無排卵、黄体、卵巣の機能不全が考えられます。生理痛がひどい場合もグラフで読み取れることがあります。

 

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