生理痛のつらさを和らげるために痛み・症状・食べ物・ツボを知る

生理痛の種類

生理痛

 

生理痛の種類によって異なる改善方法

 

生理痛の種類や原因、痛みの程度は人それぞれです。生理痛はどんな時に、又は痛みは鈍痛なのか激痛なのか、重苦しいのか、など大まかでいいですから「自分の生理痛」を分析してみましょう。その分析を下記に書かれたタイプにあてはめてみてください。

 

あなたに合った生理痛の改善方法がみつかりますよ。

 

ストレスでイライラ、落ち込んでいる人

 

生理初期に痛みがあり、不眠や過食気味な人は「気滞血淤タイプ」です。経血の中にレバー状の塊が混じっていることもあります。柑橘類や「気」を補う食品、海老、鶏肉などを摂りましょう。ストレス解消にアロマ、ハーブテイなどの嗜好品もお勧めです。

 

冷え症で生理後に痛みを感じる人

 

手足が冷え、腰がだるい、経血量が少ない、生理後痛みがあるなどの症状の人は「陽虚内寒タイプ」です。生姜、トウガラシ、香草などを摂るようにして、体の中から温めていくと、生理痛の諸症状は改善されることが多いです。血行促進効果(EPAなど)のあるサバ、イワシもお勧めです。

 

いつも下腹部に痛みがある人

 

生理前になると、痛みの増加、時々の発熱、色が濃い尿で尿量減少などの症状の人は「温熱下注タイプ」です。体に籠ってしまった熱が体調を壊しやすくするので、その熱を外に出します。

 

それには根菜類、キュウリ、アサリ、玄米、海藻類などを摂るといいですね。運動では下半身に重点をおいた体操がお勧めです。

 

生理後に下腹部の症状が出る人

 

顔色が悪く、生理後、下腹部に痛みなどが出る、食欲不振もあるといった症状の人は「気血両虚タイプ」です。経血量が少ない人に多いです。カルシウム、マグネシウムが豊富な食品、例えば、レバー、黒豆、小松菜などがお勧めです。又、リラックス効果を期待して、アロマ、ハーブテイもいいですね。

 

生理前から、下腹部に症状がある人

 

下腹部の張り、痛みがあり、経血量が少量で尿の色も薄いという人は「肝腎陰虚タイプ」です。のぼせ、耳鳴りのような症状がある場合もこれに当てはまります。このタイプの人は虚弱な人が多いので、体力をつけたり、ホウレンソウ、レバーなどがお勧めです。

 

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