一年の中で非常に旬が短い食材しても知られている枝豆、貴重な旬の期間というか収穫できる期間はなんと2週間ほどしかないのです。
お酒のつまみとしても人気が高くて、なんといっても二日酔いを予防してくれる成分も入っているとまさにお酒のお伴として最適な食材ではないかと思います。
現代では塩ゆでされた枝豆がお手軽に年中手に入りますが、旬の時に食べる枝豆は別格のおいしさがあります。
道の駅などの店頭でも並ぶので一度旬の枝豆を食してみるのをおすすめします。
枝豆の旬が短くそのあと柔らかい状態から固いものに変わっていきます。そう大豆になるんですね。
もともとは収穫の時期が違うだけで呼び方が変わる食材なのですが、品種の改良も進んで大豆向きの品種や枝豆向きの品種といったものも登場してきています。
枝豆を美味しく保存するには
旬が短いということはそれだけ傷みやすいという裏付けでもあります。実際に購入されてから保存するときに大事なのは下処理をすぐに行うということなんですね。
これをやっておけば枝豆の保存期間はぐっと伸ばすことができますので、多少面倒でもきちんとやっておきましょう。
枝豆の保存の時の下処理
準備するもの
枝からはずした枝豆…250g
塩…40g
水…1リットル
うちわ
①枝豆の下処理
枝つきで買ってきたものから枝豆の部分をカットします。
カットした枝豆の量は死をさらにカットする、これをやっておくと少し面倒ですが塩気が中まできちんとしみ込んでくれるので後の手間が省けます。
もし両端を切るのがめんどくさいという方はゆで上げた後に少し長め(1時間ぐらい)ザルに上げておけばOKです。
②塩もみで産毛を処理
茹でる前にしておきたいのが枝豆についている産毛の下処理、この産毛実はピンとしているものは鮮度がよい証拠なんだそうで購入前に枝豆の産毛チェック忘れずに!
塩もみをするときに塩40gのうちの10gを使ってもみあげましょう。
③お湯を沸かして塩ゆで
枝豆を茹でる時、水の時から入れるか沸騰してから入れるかどちらがいいのかというのはすごく疑問だったのですが、正解は沸騰してから入れるほうが食べるときのふっくらした食感が残って私は好みです。
水の状態から入れて茹でるやり方はゆっくりと茹であがっていく状態になるので、シャキシャキッとした食感を損ないたくない調理の時は沸騰したお湯に入れてさっとあげる方がよいでしょう。
枝豆は沸騰したお湯に入れて3分くらい茹でましょう。
冷凍保存するために茹でるときは少し硬めがよいので2分くらいで茹でておきましょう。
④茹でたら冷ます!冷ます!冷ます!
茹でたらざるにあげてからはうちわであおいで冷ましましょう。この時に水で冷まさないように、せっかく塩ゆでして味が付いているのに塩気が抜けてしまいます。
枝豆は冷凍庫で保存
枝豆は塩ゆでしたら冷凍保存しましょう。使い方として豆だけ使うこともあるかなという時は冷ました後に豆だけを取り出してから保存捨て置くと使いやすいですね。
殻付きのままでも豆だけでも解凍するときは自然解凍がお勧めです。
ためしてガッテンでやってた枝豆の保存方法
人気のテレビ番組「ためしてガッテン」でやっていた枝豆を塩ゆでしてからの保存の方法を紹介したいと思います。
一番おいしい枝豆と塩の比率
これ研究している人ってどんな人なのだろうと思ってしまいましたが、まずこの比率を作る分量は、上記に書いている茹でてから保存の比率と一緒でOKです。
水…1リットル
塩…40g(塩もみ分含む)
この比率というのは枝豆に対して4%の塩気が一番甘さを感じて美味しいと言われている比率なんです。
スイカなどでもそうですが、塩分があることで甘さを引き出してくれる対比効果というものが発揮されるんです。これよりも多く塩気が入ってしまうと塩の辛さの方が前にきてしまい辛いということになってしまうのでせっかくの枝豆の甘さを感じたいので気をつけて使ってみるといいでしょう。