秋の味覚の代表格である柿。若者の間では苦手だと感じる人も多いようですが、私の場合とってもおいしい柿にあたってからというものお気に入りのフルーツになりました。
もちろんどれでもいいという訳ではないですが私が好きな品種は富有柿という種類です。
これほんとに嫌いな人でも食べれるようになるきっかけになってくれると思うのでおすすめです。
柿には大きく2種類あって渋柿と甘柿があるのでそれぞれ保存の方法やうまみを引き出す方法を紹介します。
おいしい柿には特徴がある
①美味しさを見分けるポイントはヘタ
おいしい柿を選びたいというときにまず見ておきたいところはヘタの部分、ここが4枚きちんとついているというのは基本ですが、色が真緑に近いものを選ぶのがいいでしょう。
②濃い色は美味しさの証
おいしさのバロメーターである柿の外見は濃いオレンジ色をしているのがおすすめです。
形もきちんとしたものの方が美味しさが均等に配分されていてどこから食べてもおいしいです。
白い粉が周りについているものを見かけると思いますが、これはブルームといわれるもので、完熟した証としてついている事が多いです。
すぐに食べる場合にはこのブルームがついているものを選ぶと良いでしょう。
つやなどは品種によってかわるところなので参考になりません。
③重みはうまさ
柿を持ち上げた時にずっしり感があるものの方が良いです。ふにゃふにゃとなっているものも中にはあるのですがそれは完熟をすぎつつあるものなので、すぐに食べずに保存したいときにはさけるようにしましょう。
柿を長持ちさせる生産者の知恵
普通に台所においておいてはすぐにふにゃふにゃになってしまいます。
その理由は、柿は出荷の過程で美味しくするための処理をするのですがそれを行ってしまうと、すぐに美味しく食べる状態になってもエチレンガスを出してしまってすぐにふにゃふにゃになってしまいやすい過呼吸の状態になってしまうんです。
そこでこのように保存すると長持ちします。
柿にフタをしてあげる
柿のヘタの部分にヘタと同じ大きさの湿らせたクッキングペーパやコットンなどをヘタを下の部分にして袋などに入れてから冷蔵庫で保存します。
普通においていたら3〜4日位で保存状態が悪化してしまう柿ですが、この方法を行えば2〜3週間ほどの間シャキシャキで食べる事ができます。
完熟してしまうとぶにょぶにょになっていくのですがそんな時には冷凍保存がおすすめです。
柿を冷凍保存する
シャキシャキのうちは冷凍保存はお勧めしませんが、ある程度完熟してしまったものは冷凍で保存する方が美味しく頂ける方法があります。
そのままの形で保存
そのままの形で袋などに入れてから冷凍庫に入れましょう。できれば密封できれば良いです。
解凍して食べる場合には、ヘタの部分を切り取ってそのまま中身をスプーンなどで救って食べるといい感じ、完熟した柿を冷凍で保存するとシャーベット状になります。
冷凍した柿の皮を剥くときは沸騰したお湯の中に入れてさっとあげると皮が剥きやすくなります。
一口大に切ってから冷凍
一口大に切ってから保存しようとお考えの場合は種までしっかり取ってからがいいでしょう。密閉できるパックなどに入れてできるだけかさばらないようにしておく事がポイント。
ペーストにしてから保存
ペースト状にしてから保存する場合はまぁ使い勝手がよいように薄くのばしてできるだけ真空にしておくといいです。
お酒好きにはたまらない柿の成分
お酒が好きという方にほんとお勧めしたい果物です、というのも飲み過ぎたかなという後なんかに柿食べておけば次の日はすっきりと