うわっ!また焦げた……
必要なのは腕ではなくて厚みです!!
これは言い過ぎたかもしれませんが、お店などで出されている料理のような焼き加減を作るのって本当にむずかしい、ただ家庭の火力の問題だけではなく使っているフライパンの厚みによって焼き具合は大幅に変わってきます。
それではどのような目安でフライパンを選んだらいいのか?
大丈夫です、わたくし調べてまいりました!
と言う事で目的別やその性質なども含めてフライパンの性能を紹介していきたいと思います。
フライパンの厚みとそれが料理に及ぼす結果
このサイトでも紹介している山田工業所の中華鍋は1.2mmと1.6mmがあったり、このサイトでもよく売れているマトファー社のフライパンは2mm、2.5mm、3.5mm等の種類があります。
最近では少しずつ「鉄のフライパン」がひそかな人気を集めているのですが、鉄であればなんでもいいというものではありません。重要なのは厚みとその効果です。
1.2~1.6mm位の厚み
薄切りの野菜やお肉を炒める場合は1.2~1.6mm位の厚みのあるものが適当かな比較的、食材も火の通りが速い形をしているし、フライパン事態にも早く熱が入って炒めものなどにも向いています。
0.8~1mm位の厚み
フライパンの温度は上がりやすい性質があるけれど、その分中まで火が通りにくい、ソーセージなどを炒めても中は火が通っていなくて表面だけ焦げているといった状態になりがガチです。
1.6mm位の厚み
このくらいの厚みがあると炒めものが焦げ付きにくい。保温力も出てくるため比較的少ない油でも揚げ物などもうまくいきやすいです。中華鍋なども油を使う料理が多いし、炒めものなどをするときにも協力にサポートしてくれるからこれくらいの厚みがお勧めです。
2mm位の厚み
ステーキ肉や厚みのあるお肉を焼くならこのくらいの厚みがベストなんです。そう、普通のフライパンで焼いて表面真黒なのに中が焼けていないなんてことになっている人は厚みが足りないと言う事を覚えて下さい。
炒めものと焼き物は同じようで食材の熱し方が違うため使用用途によって違いがあることを覚えておきましょう。
IHなどでも鉄フライパンは使えるのですが厚みが2mm位は欲しいところです。IHは熱量が結構ある為これより薄いフライパンを2ヶ月くらいで変形してしまった人もいます。
2.5mm位の厚み
厚みのあるお肉の出来が断然変わってきます。すごくおいしかった♪
また、そのサイドにおくじゃがいもやレンコンなどを焼くときにも表面に焦げ目がつかずに中までしっかりと火を入れることが出来ます。
ただ、このくらい厚みがあるとフライパンをあおるのは少しきつくなってきます。焼き物よりの調理になるかも。
3mm位の厚み
この厚みはあおることはあまり考えない方がいいかもしれません。焼きと揚げ物中心の使い方になってくるかと思います。
性質はわかってもいったいどの厚みを使ったらいいの?
ってなってしまいますよね。
詳しく説明すると鋳造、鍛造、打ち出しなど製錬するときの方法でも変わってきますし炭素入りなんていうものも入ってくるとまた変わってきます。
基本的にはフライパンは2種類持っておくことをお勧めしますよ。厚みのあるものと薄めのもの、あとはあなたの良く調理する品目に当てはめて選んでみてはいかがでしょう。