〜お酒を飲みながら食べておくとよい食べ物〜
「空きっ腹」での飲酒は胃も肝臓も荒れ放題で、当然の事ながら二日酔いの大敵です。
大雑把に言えば「何かしらをつまみながら飲めば良い」という事になりますが、二日酔い対策に効率的であれば何よりです。
■脂肪■ 「急激な酔い」を防止。「二日酔い」の最大の味方!
脂肪はダイエットの敵と言われがちなせいか飲みの場でも避ける人が多いですが、二日酔い対策には不可欠と言っていいぐらい有効です。
消化されるのが遅い=吸収が遅い=長時間体内に居座ってくれてアルコールの吸収をユルヤカにしてくれる=二日酔い防止!ということです。
例えば飲みに行った際にテーブルに並ぶ定番としては、
・唐揚げ、フライドポテト、串モノの盛り合わせ
・(ノンオイルじゃないドレッシングをかけた)サラダ など
肝機能を強化するスルフォラファンが含まれている「キャベツ」「ブロッコリー」「カリフラワー」あたりが入っているサラダだとより効果的。
・ウインナー
盛り合わせとかも置いている店もけっこう多いですよね。マスタードをつけて食べるのがオススメです。 肝機能の機能回復、肝臓のデトックス効果を高める「クルクミン」がマスタードに含まれています。
脂肪が取れる点でも、「焼肉」や「鍋」を食しながらの飲みはとても理にかなっていると言えます。
脂肪だけじゃなく同時に汁物などで塩分も摂るので、「低ナトリウム欠血症」と呼ばれる水分のみの補給によるナトリウム(塩分)不足による「疲労・だるさ・頭痛・吐き気・食欲不振」などの二日酔いを引き起こす原因の1つにもとても有効です。
・ナッツ
少量で脂肪分が摂れるので、飲み食いした後などに更にユックリ飲む場所(バーなど)でも定番のお供です。
私自身、外でガッツリ飲み食いして更に「家でもう1回飲もう♪」と思った時はミックスナッツとかをよく買ってます。
ちなみに、ユックリ酒を楽しみたい(アルコールの代謝を遅くしたい)時には
くるみ
マカダミアナッツ
飲みすぎてしまって(アルコールの代謝を促したい)時には
ゴマ
かぼちゃの種
ひまわりの種
の様なカンジで、成分的な効果で使い分けることができます。
・レーズンバター
脂肪が多く摂れる点から、二日酔い防止になるおつまみとして定番です。
飲酒前にオリーブオイルやバターを食べるという国もありますが、日本ではそういう習慣はあまり定着していないので、レーズンバターあたりが“ちょうどいい”といった所でしょうか。
■魚類・卵・豆類■
もちろん、高タンパクの食べ物も有効です。
肝臓のエネルギー源はタンパク質なので、肝臓の働きを活発にするタンパク質は二日酔いの防止に効果があります。
定番としては
・枝豆
・やっこ
・ニラタマ、出し巻卵
・刺身の盛り合わせ などでしょうか。
アルコールの分解を早める「タウリン」を含むのはタコやイカ・ホタテ。
しじみ、あさり、はまぐり、なまこ、カニなどは肝臓の損傷を修復する「アラニン」が豊富。
いずれの食品も二日酔い防止に効果があることで有名です。
■野菜■
ビタミンCが豊富に含まれる
・枝豆
・じゃがいも
ジャガバターとか、フライドポテトは二日酔い対策に優れものですね!
・おくらや長いも、なめこ
ネバネバサラダはオススメです
・ブロッコリー、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜
前述しましたが、スルフォランという栄養素が二日酔いに非常に有効です。
■水分■
なんといっても、水分補給は二日酔い対策に欠かせません。
水分を補給せずにお酒ばかりを飲んでいると、アルコールの血中濃度が上がってしまって、悪酔いや二日酔いを促進してしまいます。
チェイサーなどを傍らに置いてユックリお酒を楽しむのは、二日酔い対策にはとても上手な飲み方です。
・緑茶
水のほか、「緑茶」もオススメです。カテキンがアルコールの栄養吸収をブロックする効果を発揮します。
ただし摂り過ぎてしまうと肝機能障害を起こすとも言われてるので、量は調節する必要があります。
・味噌汁
・スープ
水分&塩分&その他の栄養素を同時に摂取できるので、二日酔い対策にもスグレモノ!前述しましたが、低ナトリウム血症の予防にも効果を発揮します。〆にラーメンを食べるのもカラダに美味しいですが、飲みながらのスープ類も次の日の為に是非是非!といったところです。
・玄米・シリアルなど
糖分の補給も忘れてはいけません。コーンフレークは二日酔いに有効な食べ物で有名ですね。
あとは、ラムネ菓子(ラムネ型の容器に入っているものがオススメ)も飲みのお供にされることが多い様です。価格もリーズナブルなので試してみてください。
二日酔いになりにくい・予防する食べ物
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