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〜二日酔いになりやすい飲み物とその原因〜

種類や飲み方を心得て楽しいお酒にしましょう♪一般的に言われているタブーから紹介していきます。
□温かいアルコールは二日酔いの原因になりやすい
熱燗やホットワイン、焼酎のお湯割りはアルコールの吸収を早めるほか、
湯気などによって、鼻粘膜から吸収されると、胃や腸からのアルコール吸収以上に脳へと素早く到達し、酔いを早めます。

□炭酸で割るのは避けた方が良い
二酸化炭素が水に溶ける性質から、炭酸飲料もアルコールの血中への吸収速度を早めます。
炭酸で割るよりも、水割りやお茶割りにして飲む方が二日酔い防止になります。

□低カロリーアルコールを避ける
アルコールの吸収を遅くする砂糖が含まれないため、胃を通過するのが早く、腸に素早く到達してしまいます。ダイエットの炭酸飲料でお酒を割るのも同様です。特に多くのダイエット飲料に含まれる「アステルパーム」という人口甘味料は体内でメタノールに変換されるので、より肝臓に負担がかかります。

★お酒の種類で二日酔い防止★
□二日酔い防止には醸造酒を避けた方が良い
醸造酒(日本酒・ビール・ワイン)にはアセトン、タンニンなどの「不純物」が多く含まれ、それらが二日酔いの症状を悪化させると言われています。

□エタノール系?orメタノール系?□
ウイスキー・テキーラ・ブランデーなどのお酒の多くには、メタノールが含まれています。肝臓でこのメタノールを分解するのは非常に長い時間を要するため、二日酔いになりやすいです。お酒の原料となる果物に、より多くのメタノールが含まれています。したがって、メタノール系のお酒を飲んだ後の水分補給にはフルーツジュースを避けてスポーツドリンクなどを選ぶと良いです。
二日酔い対策には、「蒸留酒」といわれる焼酎・泡盛・ジン・ウォッカ・ラムなどのお酒をや、エタノール100%のお酒を選ぶ方が無難です。
お酒の値段も関係します。高いお酒の方が、メタノールを含む不純物を取り除く作業が多く行われているので、二日酔いしにくいからです。

★お酒の飲み方で二日酔い防止★
いわゆる「お酒のちゃんぽん」「むかい酒」「はしご酒」は、一般的にもよくないとされていますが、その通りです。肝臓にかかる負担が大きいので辞めておきましょう。

□空腹で飲まない□
吸収する栄養が無い状態での飲酒は、アルコールがより早く胃や腸に吸収されてしまいます。血中アルコール濃度が高くなってしまい、二日酔いの大きな原因となります。
飲酒前に取る食べ物は、アルコールの吸収を遅くする「脂肪」が○です。お肉や、ノンオイルでないドレッシングをかけたサラダ、脂肪を控えたい人は緑茶などがオススメです。

□飲酒前に薬を飲まない□
何年も前に、頭痛薬を飲んだ後にビールを飲んで高揚するのが流行し、問題になったことがありました。
薬の成分がアルコールと化学反応を起こすので、頭痛・失神・吐き気などの症状が起こる場合もあります。命の危険を伴う可能性があるので、絶対に辞めておきましょう。


□飲酒後にそのまま寝ないこと□
アルコールの利尿作用で水分が奪われた状態での就寝は、脱水症状を起こす可能性があります。必ず就寝前には水分を補給しましょう。

□運動やサウナ□
発汗でアルコールは排出されません。運動によりアルコールがより吸収されることによって脱水症状を早め、糖分不足による頭痛や筋肉痛などの二日酔いの症状の原因となります。酔った状態での運動は絶対に辞めておきましょう。

□飲酒後の睡眠不足□
飲酒後に身体を休めずに睡眠不足でいると内蔵にも負担がかかり、ますます二日酔いの症状を促進する原因にもなります。
アルコールによって負担がかかった身体をゆっくり休める必要があります。水分補給をしてしっかり排泄をし、たっぷり睡眠をとりましょう。

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