着床出血で妊娠検査薬は反応する?いつから検査したらいいの?

着床出血で妊娠検査薬は反応

着床出血というのは妊娠検査薬で反応をするのか?疑問に思われている方も多いともいます。そのそも着床出血というのは、妊娠超初期の頃におこる体の症状ともとらえられていて、そのこと自体は妊娠検査薬ではどのように反応してくれるのでしょうか?

ここではそんな疑問を解決していきたいと思います。

そもそも着床出血とは何?

まずは知っておきたいことに、着床出血というのはどういうものなのかを学んでみましょう。

着床出血というのは簡単に優と文字通り妊娠をした瞬間(受精卵が子宮内膜に着床した時)におこる出血のことです。個人差があるので、ほとんど気づかない位の人もいらっしゃいます。

着床出血はいつおこるものなのか?というのは大まかな日数があってその流れを説明します。
卵子が受精してから、受精するとそこからすぐに細胞分裂がおこり始めます。そのままその受精卵は卵管をとおって移動します。

この移動している期間は、約3日かけて子宮へと向かいます。そして、受精から7日目以降ごろに子宮内膜にもぐりこみ着床をすることで妊娠するという状態になります。

これも、個人差があるもので10日ほどかかることもあるようで、このことから着床出血は排卵から7日〜10日辺りでおこると言われています。

ただ出血がすぐに確認できることではないためこの時にチクチクした感じがおなかにあるというのを妊娠超初期症状として言われている人もいらっしゃいます。

妊娠超初期症状に関しては以下を参考にしてください。
⇒ 妊娠超初期症状はいつから?どんな症状?

着床出血は妊娠検査薬で反応を示すのか?

妊娠検査薬といっても現在では2つの種類があります。
早期発見のタイプと通常の生理後にチェックするタイプがあります。これは妊娠検査薬が反応するものの精度による違いによるものです。これを踏まえて着床出血と妊娠検査薬の関係を紹介していきます。

この早期発見タイプの妊娠検査薬と普通の検査薬の違いは通常の使い方尿中のhCGの値の違いによるものです。

通常着床してから3日後には25mIU/mLになり約5日後で50mIU/mLになるといわれています。
妊娠検査薬はこのhCGの値によって反応することで妊娠したのかどうかを判断します。

早期発見の妊娠検査薬
早期妊娠検査薬は尿中のhCGの値が25mIU/mL以上で反応する

通常の妊娠検査薬
通常の妊娠検査薬は尿中のhCGの値が50mIU/mL以上で反応する

着床出血による妊娠検査薬の反応の精度について

上記のことをまとめると早期妊娠検査薬が反応するのは早い時で排卵から10日目以降、着床出血を確認してからは3日前後になります。

普通の妊娠検査薬では排卵から12日目以降、着床出血を確認してからは5日前後になります。

このことは、排卵日が特定されていて初めて意味をなすもので、この排卵日が訪れるのには個人差があるため、排卵がなされても生理予定日前に検査した判定結果はあまり参考にならないといわれています。

これは病院でも同じく検査の方法にあまり差がないため着床出血を確認した後の妊娠検査薬での確認はある程度の精度しかないといえます。

ただ、妊娠するというは女性にとって様々な状況で、不安な場合の時が多いことも事実です。あくまでもセルフチェックをする際の目安として考えて取り組んでいくことをお勧めします。

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