妊娠初期症状の一つとして、出血ということがあげられます。
精子と卵子が受精し、子宮に卵子が着床するときに、絨毛が子宮壁に刺激を与えることがあります。このときに出血や痛みを感じることがあります。この痛みや出血には個人差があり、まったく痛みを感じないし出血もしないという人もいます。出血と聞くと、どうしても怖いイメージを抱く方が多いかもしれませんが、妊娠初期症状による出血は本当に微々たるものなので、恐れる必要はありません。あとあと、「あれって妊娠による出血だったんだ」と振り返る人も多いですが、それだけ大した痛みや量ではないということが言えます。

どちらかというと、妊娠初期症状として出血の症状が見られるケースは少ないです。とはいえ、出血していないからといって着床できていないといったこともありませんので、安心してください。着床による出血はなかったけど、おりものの量が多くなったり、いつもと違ったりといった方もいるので、初期症状は様々です。

では、具体的に妊娠初期症状による出血がどういったものなのか説明したいとおもいます。こちらも個人差があるので一概には言えませんが、茶色く粘り気のあるおりもの状の血や、うすい血、真っ赤な血とさまざまです。生理が来たのかな?と勘違いされる方も多く、妊娠していることがわかった後に、はじめて着床出血だったんだと知る場合もあります。
先ほど出血は微々たるものと述べましたが、まれに生理と同じくらいの量の血が出ることもあります。こういったことから、おりものや出血のみで妊娠であるかどうかを判断することは難しいです。少しでも心当たりがある場合は、ぜひ妊娠検査薬を使ってチェックしてみてください。