海のそばで長い時間過ごしていると、潮の満ちひきを肌で感じます。繰りかえしリズムよく打ちよせる波と同じように、規則的に干潮、満潮があるのが不思議です。潮の満ちひきを生みだしているのは月と太陽。地球と月と太陽が一直線上で並ぶとき、月と太陽が地球に及ぼす引力が最大になることで大潮の日が生まれます。

大潮といえば潮千狩り。特に五月の大潮の日は大きく潮が引き、気温もちょうどよい気候なので、海は潮干狩りをする人たちでにぎわいます。関東近辺の潮千狩りは人工的に貝をまいているところばかりと思っていたのですが、探してみると自然に生息するアサリなどの貝を採ることができる場所が意外とあるようです。貝をまいているという場所でもやってみるととても楽しくて、子どもだけでなく大人が夢中になっていたりします。

潮干狩りのベストポイントは波打ち際。クマデを使うコツは、深く耕すように使うのではなく砂を引っかくように使うことです。あまり高いところから振りおろすと、せっかく貝があっても殻を突きやぶって痛んでしまうので注意。アサリは一カ所に集まっていることが多いので、 一つ見つけたら移動しないでそのまわりを探してみましょう。

潮干狩りの服装&準備するもの(必要なもの)

ビーチサンダル OR 靴下!
砂が多い場合だと長靴だとかえって深みにはまった時に抜け出せなくなりやすいのできちんと海の保全をされている地域の潮干狩りにはサンダルや靴下などで行くのが潮干狩りをしやすいことが多いです。

岩場が多い所では長靴が必須です。お子さんなどと一緒に潮干狩りをするときには特に足のけがなどが心配なので準備しましょう。

半ズボン
しゃがんだ時に必ず濡れます。半ズボンで出かけるのがおすすめです。

タオルを首にかける・帽子をかぶる
汗を拭いたり汚れをふいたり、首の日焼け止めにも役立つタオルは必需品ですね。

道具編

熊手
潮干狩りの必需品、振り下ろすと貝が割れてしまうので、砂を描くようにして使うのがお勧めです。

ペットボトル
水分補給用ではなく、海水を持ち帰る用の物を準備しましょう。
貝の砂抜きをするときに貝が住んでいた周辺の海水を使うことで、痛みを少なく砂抜きできます。

バケツ
貝を入れるバケツ!これがなくては貝を掘り起こすだけになってしまいます。必需品

食べられる貝を知ろう!

アサリ
潮干狩りで全国でとることができる貝で、波打ち際のあたりにいることが多く、一匹いるとその周りにたくさんいることが特徴です。まずは一匹見つける!

マテガイ
細長い貝で、砂の表面に小さな穴があいている所に潜んでいます。塩をかけるとマテガイは飛び出してくるので楽しいです。

サザエ
まれに摂ることができるレア物寒のあるサザエ。
バカガイ

カガミガイエ

カリガネガイ

マツバガイ

トコブシ

カメノテ

バテイラ

トコブシ