妊娠中の症状の一つとして、「便秘」があります。また、便秘が悪化するにつれて今度は痔になってしまうこともあります。こんな悩みを抱えているママさんは少なくないのではないかと思います。では、妊娠中は何故便秘になってしまうのでしょうか?今回は妊娠時の便秘についてお話しいたいとおもいます。
妊娠すると、子宮が大きくなり腸を直接的に圧迫します。これが便秘を引き起こす主な原因です。その他にもホルモンバランスの急な変化が原因となっていることもあります。
お仕事をしている方だと、専業主婦の妊婦さんと比べてストレスが多くなったり、お腹が痛いのに恥ずかしくてなかなか言い出せなく我慢してしまったり、朝トイレに座る時間が限られていたり・・・このような生活習慣も便秘に影響している可能性があります。便やガスが溜まることによってお腹が張ってしまいより一層状態が悪化してしまうので、より早期に改善しておくことが望ましいです。
便秘を解消するなら、なにより食物繊維をたくさん摂取することが対処法となります。これは通常の便秘も妊娠時の便秘も変わりありません。食物繊維が豊富に含まれている食べものをしっかり食べることと、生活習慣の改善の両面にアプローチすることを心がけてください。妊娠中はただでさえホルモンバランスの変化によってストレスが溜まりやすいです。なので、朝はできるだけ活動的に動き、夜はリラックスしてメリハリのある生活習慣をおくるようにしてください。それに加えて、毎朝トイレに座る習慣もつけるようにしましょう。同じような時間にトイレに行くことによって、次第に毎朝同じ時間帯にトイレに行きたくなってきます。自宅にいる時間帯に、そういった習慣をつけてみましょう。