妊娠初期症状として、下腹部がチクチク痛むということがあります。妊娠することによって、子宮が大きくなったり小さくなったりという運動を繰り返すため、その刺激が痛みとして自覚症状にあらわれます。ですが困ったことに、この妊娠初期症状の下腹部痛は、生理のときの痛みとすごく似ているんです。なので、生理予定日と重なって初期症状の下腹部痛が出た場合、気をつけなければなりません。

今からお話するような状況に当てはまっているという場合は、ぜひ妊娠検査薬や病院での妊娠チェックを受けてください。
下腹部を針で刺激しているかのようなチクチクした痛みを頻繁に感じる、下腹部の痛みを感じると同時に基礎体温が高くなっている、整理がなかなか来ないのに下腹部が痛む、下腹部痛と同時に胸の張りを感じる。こういった場合は、妊娠している可能性があります。思い当たる節がある場合は、一度妊娠検査薬でチェックしましょう。また、生理予定日とはまった異なるタイミングでの下腹部痛が2、3日続いたという場合も検査することをおすすめします。

万が一、妊娠に気がつかずに激しい運動をしたり、過度の疲労やストレスを抱える場で過ごしていたり、腹部に力を入れる動作をしていたりするととても危険です。急な階段の昇り降りといったお腹を揺らす動作を頻繁におこなっている場合も危険です。こういったことが原因で流産や異常妊娠となってしまうこともあります。ぜひ上記のような症状に少しでも心当たりのある場合は、妊娠チェックをしてください。そのほかに、おりものの量が増えたり、体が妙にだるかったり、便秘や下痢といった症状が出た場合も妊娠の兆候にある可能性があるので検査するようにしましょう。