7月2日 半夏生|この日はどんな日?何を食べる日?半夏生とは?

半夏生

2014年の半夏生
7月2日(水曜日)

夏至から数えて11日目から5日間を「半夏生(はんげしょう)」と呼び、昔は田植えの目安でした。「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがあり、夏至後、半夏生に入るまでに田植えをすませるとよいとされていました。田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の出来を占いました。

半夏生と関わりのある花

カラスビシャクとハンゲショウ
半夏生のいわれには、漢方薬に使われる半夏(カラスビシャク)が生える頃という説があります。
また、ドクダミ科のハングショウは、半夏生の時期に花が咲くからつけられた名ともいわれています。

半夏生に食べる物はなに?

半夏生にはタコを食へる
半夏生は農作物を育てるうえで、大切な目安の日です。各地では豊作を願う行事や習慣がありました。関西では、作物がタコの足のように、しっかり根を張ることを願ってタコを食べました。
タコには疲労回復効果のあるタウリンが多く含まれているので、日植えで疲れた体に効果的な食べ物といえます。