だれでも簡単!シールのはがし方

小さい子供がいる家庭に多い悩みの1つが、テーブルや壁などにべったりと貼られてしまったシールの存在。またインテリアや小物にシールを使って色々なところを装飾していたけれど、いざ剥がしたいという時になかなか剥がせなくて困ることって結構あると思います。
無理やり剥がそうと思えば途中で破れたりなんかして、よりシールは剥がれにくくなるだけでなく、見た目も汚くなってしまうもの。そんな時に簡単にシールを剥がす方法を知っていれば、シールを貼った後も安心して剥がすことができますよね!

身近なものでシールを綺麗にはがす方法は?

シールを剥がしたいと思ってやってしまいがちなのが、そのまま手ではがしてしまうということ。ゆっくり慎重にやれば大丈夫とは思っていても、ビリっと途中で破けてしまって悪化してしまったという経験をお持ちの方は結構多いのではないでしょうか?

そこで知っておいたら便利なのが、身近なものでシールを綺麗にはがすことが出来るということ。結構知らない人も多いのですが、そこで使えるアイテムというのが【ドライヤー】【ハンドクリーム】【ライターオイル】など、シールとは無関係そうなアイテムばかり。

・ドライヤーではがす場合

ドライヤーでシールをはがす場合は、はがしたいシールの上をドライヤーで温めるだけ。シールの粘着力というものは熱さに弱いので、ドライヤーの熱によって粘着力を弱め、結果的に綺麗にシールをはがすことができるというわけですね。
ただし、熱に弱い家具や物などに使うと変色・変形などの恐れがあるので注意が必要です。

・ハンドクリームではがす場合

ハンドクリームは特に女性にとっては必需品の存在で、肌身離さず持っているという人も多いのではないでしょうか?使うハンドクリームは普通に市販のものでOK。シールの粘着部分にハンドクリームを軽く塗りこむだけで、その後にこすると簡単に綺麗にシールをはがす事ができるのです。
この時になるべく水っぽい感じのハンドクリームを選ぶと、よりはがれやすくなります。

・ライターオイルではがす場合

ライターオイルはタバコを吸う人は割と多く持っているアイテムなのではないでしょうか。はがしたいシール全体にオイルを塗ること数秒で簡単に綺麗にはがすことができるので、時間も手間もかけずにはがす事ができます。ただしオイルなので色落ち等の心配がある場合などは色も一緒にとれてしまう可能性もあるので、注意して使ってみましょう。

ドライヤー、ハンドクリーム、ライターオイルは簡単に手に入れる事もできますし、特にドライヤーは一家に一台ある場合が多いと思うので気軽に使う事ができますよね。
それぞれ使うためには用途がいるものの、ハンドクリームは特に使う場所を選ばないのでシールをはがすアイテムとしては万能だと思います。ハンドクリーム、ライターオイルも市販で売られているのでシールはがしに困った時などは、手ではがすのをやめて、お店に足を運んで見て下さいね。

シールがベタベタする理由は?

シールを自力で綺麗にはがせたとしても、貼っていた部分がベタベタになっていて結局汚くなってしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。シールは一度貼ってしまえばなかなか取れにくいですし、時間が経てば経つほどにはがれにくく、粘着力も増してきますよね。

シールを貼ると、接着面と貼られた箇所の間は密接にくっつくことにより、シールははがれにくくなります。これは粘着面にある粘着物質が貼られる場所の隙間に入り込み、上手くくっつく仕組みになっているからなのです。目に見えることができない粘着物質と隙間ですが、まるでパズルのようにしっかりとくっついてしまっているため、これがシールの原理になります。
なのでシールをはがした後にベタベタしてしまうのも、粘着物質が貼られた場所にぴったりとくっついていたからと言えるわけです。

先に紹介したシールを綺麗にはがす方法で使われるアイテムは、この粘着物質の効果を低下させて、貼られている場所との間に余裕を持たせることができるから。無理やり力づくでシールをはがすと汚くなってしまうというのも、粘着物質の効果はそのままの状態で強く物体とくっつき合っている状態なので、くっつこうとする力とはがされる力はぶつかり合って途中で破れてしまったり、ベタベタが残ってしまったりするということですね。

・もしベタベタで悩んだら?

万が一力づくではがしてしまって、ベタベタが残ってしまった…という時には消しゴムでその上をこすってみると◎。消しゴムによってベタベタも消えて落ちていくので、もしはがし方を間違ってしまった場合には是非使ってみてください。

シールをはがしたい、そう思った時には力づくではがそうとはせずに、身近なもので簡単に綺麗にはがすことができるので、是非困ったときには実践してみてくださいね。また、はがし方をわかっていれば、シールをより楽しむことも出来るので、小物を可愛くかっこよくしてみたり、子供にシール遊びを存分にさせてみるのもいいかもしれませんね。