保護者同士のおつきあいのマナー

子どもを通したつながりであることを忘れない

親同士のおつき合いは、学校行事や子どもの交友関係を通して生まれます。おつき合いが深まってくると、自然に親しい人同士が集まるグループもできてきます。

こうしたおつき合いで忘れてはならないのは、親同士のつながりは、あくまでもおたがいの子どもを介したものであるということ。第一の目的は親同士が仲よくなることではなく、子どもの学校生活がよりよいものになるようバックアップすることです。

子ども同士が仲よしだからといつて親同士も気が合うとは限りませんが、親同士はトラブルを避け、円満におつき合いを続ける努力をしましょう。

あいさつや基本的なマナーをしっかりと

親同士のおつき合いで気をつけたいのが、日ごろのマナーです。親しさの度合いにかかわらず、顔を合わせたらあいさつをする、約束やルールを守るなど、基本的なことをおろそかにしないように気をつけましょう。

親同士は年齢や生活環境、価値観なども人それぞれです。最初からなれなれしくしすぎたり、プライベートなことに踏み込んだりすると、相手に不愉快な思いをさせることも。

知り合って間もないうちは適度な距離を保ち、ていねいなことばづかいときちんとした態度で接するのが基本です。親同士のグループは、子どもの交友関係に応じてメンバーがかわつていく流動的なもの。だれに対しても分け隔てなく接し、気持ちよくおつき合いを続けるのが正解です。

保護者同士のおつきあいをスムーズにするポイント

他人の考えを受け入れることも大切

親同士のおつき合いがむずかしい理由のひとつに、子どものしつけなどに関する考え方の違いがあります。子どもが友だちの家に遊びに行くようになると、お互いの家庭のルールや子どもへの接し方の違いが気になることがあります。どうしても見過ごせないことは話し合うべきですが、ちょっとしたことなら大らかに見守りましょう。

自分の考えや家庭の方針は大切ですが、それを他人にまで押しつけるのは無理があります。よいおつき合いを続けるためには、「他人は他人」と割り切ることも必要です。親同士の考え方の違いにこだわるより、子ども同士が仲よくしたいと思う気持ちを大切にするべき。子どもには「自分の家と○○ちゃんの家は違う」ことをきちんと言い聞かせ、自宅では自宅のルールを守らせるようにしましょう。

相手の立場や都合を考え節度あるおつき合いを

親同士がプライベートでつき合う場合は、相手の立場や都合を考えることが大事です。自由に使える時間やお金は人によって異なるからです。例えば何かに誘うなら、まず「いつ、どこで、だれと、何をするのか」を説明し、おおよその予算や所要時間なども伝えたうえで相手の都合を聞きます。断られたら、「じゃあ、また今度行きましょう」などと、さらりと受け入れて。

しつこく誘ったり理由をあれこれ尋ねたりするのは控えましょう。
また、話題選びにも気配りを。特に大勢が集まる場では、だれもが気軽に話せることを話題にします。
一部の人にしかわかならいことやプライベートなこと、他人の批判などは慎みましょう。

話に加わっていない人に気づいたら、積極的に声をかけ、さりげなく話の輸に引き入れるなどの心配りも大切です。



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