2014年の白露はいつ?
9月8日(月曜日)

二十四節気のひとつで、大気が冷え込み、草花に白い露が宿りはじめる頃という意味があります。太陽が離れるため空が高くなり、入道雲の出番が減って、秋らしい雲が多くなります。ススキ野原が黄金色に色づきはじめるのもこの頃。日中はまだまだ暑くても、朝夕は肌寒く感じる日もあります。

ススキの呼び名

夏から秋にかけてふわふわの花穂をつけるススキには、別名があります。動物の尾に見立てた「尾花」という名前は、『万葉集』にも歌われ、秋の七草のひとつです。また、茅ぶき屋根の「茅」もススキのことです。

秋の長雨

夏から秋に季節が移るころ、大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生し、長雨をもたらします。この雨を「秋の長雨」や「秋森」、「ススキ梅雨」と呼びます。台風と重なると大雨になり、大きな災害につながることもあるので、注意が必要です。