今、社会問題としてあがって来ているものの中にマタニティハラスメントというものがあります。
おもに女性に対してのハラスメントの一種で、実際にこのことで被害を受けている方も多くいらっしゃいます。
マタハラの意味とは?
マタハラ=マタニティハラスメント
そこで、今回はマタニティハラスメントの事例なども上げながらその対策方法なども紹介したいと思います。
具体的に行動に移せる環境にあるのかなども含めて知識として知っていただいておくことでご自身にとって不都合な状態にならないように気をつけるための事例ですので参考にしてみてください。
また友達に教えてあげる意味も込めてFacebookなどで紹介していただけたらとおもいますので、ご協力お願いします。
具体的なマタニティハラスメントの例
「妊娠したらクビだと言われた」「採用時、妊娠しないと約束させられた」などの採用時に雇用される側にとって圧力になってしまうような問題が社会の中で問題になってきています。
実際に多くの方が直接この様なことではないにしてもそれに近い状態に追いやられ不当な扱いを受けているといったものがあり、社会問題として浮上してきています。
ただ、まだまだこれらの事は社会の中でもあまり取り上げられていないハラスメントの一つで実際にパート労働者や非正規雇用への取り組みなどをまとめる非正規労働センターによる調査によると驚くような結果が表れてきました。
「マタハラ」という単語の意味わかりますか?
分かる・知っている 6.1%
知らない 93.9%だった
(有効回答数626)このことからも、社会での認知度はまだまだ高くない現状がマタニティハラスメントという問題が取り上げられない理由となっているようです。
マタハラを受けたことがある
妊娠経験者の方に同じく調査結果したところ25.6%が「マタハラを受け」たが、そのうち45.7%が「相談せずに我慢した」などという結果になっている。これは、今では社会に根付いてきているセクシャルハラスメントへの取り組みとは違って、まわりの理解がまだまだ少ないことから我慢せざるおえない状況にあるようです。
少し前までは寿退社なる言葉で飾られてしまって、周りからも「いいなぁ」「わたしも子供ほしい」などといった言葉でわるいことではないにしても、ご本人が働く意思がある場合これは逆に、苦しい状態になってしまうことは必然です。
また、同じ調査の中で「妊娠中・産休明けに残業・重労働を強いられた」「雇用形態を変更された」「嫌がらせをされた」「心ない言葉をかけられた」といった声が寄せられている。
ではこの様な扱いを受けた場合守られるべき法律はないのでしょうか?
妊娠・出産を理由にした解雇は、明確な法律違反
女性が妊娠した際にそれに伴って不当な扱いをすることやむりやり重労働をさせるなど解雇するために行われると思われる行為は禁止されています。
男女雇用均等法
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/q-a.html
上記の例であげると女性と男性の雇用条件を受ける際に「妊娠したらどうするの?」というのは男性には質問されないことだと思います。
そのように男女によって質問の内容が変わることも法律的に違法とされている行為なのです。
逆にそのような質問をされる面接などがある場合は、ご自身を守るためにも遠慮しておくというのも考えとして持っておいてもいいかもしれません。
ただし、マタニティハラスメントと呼ばれる状況になった場合それを行った会社に対して不当な扱いを提訴することはできるものの、やはり裁判や訴えを行った場合には会社に居づらくなるというのが現実的なものになってしまっています。
今でも行われているころは多く存在しているセクシャルハラスメントも徐々に社会的な認知度も上がってきていて社内でも多くの人が意識するようになってきている会社も増えています。
しかし、マタニティハラスメントもセクハラの一部ではあるもののまだまだ社会の認識が高くないために本人が泣き寝入りするしかないというのが現状のようです。
皆さんの周りにも懐妊はうれしい半面、悲しい事情を抱えている方いるかもしれませんし、妊娠のされている方が周りにいる場合には気をつけてみてはいかがですか?
多くの方に知ってもらいことすのでFacebookなどで広めていただけたらと思います。
■非正規労働センター
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/koyou/hiseikiroudou/
■弁護士ドットコム
http://www.bengo4.com/