6月11日 入梅|梅雨入りの梅の意味知ってますか?

入梅・梅雨入り

2014年の入梅は
6月11日(水曜日)

梅の実が熟す頃に、雨が続くことに由来する「入梅」は、「梅雨入り」とも呼ばれ、暦の上では夏至の約10日前頃にあたります。今のように気象予報が発達していなかった昔は、入
梅の日から30日間を「梅雨」としていました。黴(カビ)が生えやすい時期に由来して「黴雨」と呼ばれ、一しれが転じて、「梅雨」となったという説もあります。

「梅雨入り」と「梅雨明け」
気象庁は梅雨前線が日本の南海上に現れ、ぐずついた天気が続くと梅雨入りを発表。また梅雨前線が北上して晴れが続くようになると梅雨明けとなります。

梅雨の入った言葉

梅雨晴れ…梅雨の期間中に一時的に晴れること。
空梅雨…雨の量があまり多くないこと。
男梅雨…激しく雨が降ったかと思うと、カラッと晴れる梅雨。
女梅雨…しとしとと弱い雨が降り続く
梅雨寒…梅雨時の季節はずれの寒さ。

梅雨イワシ

梅雨時のイワシは丸々と大り、脂がのって1年でいちばんおいしくなります。この時期のイワシは「梅雨イワシ」と呼ばれ、梅雨が明けて本格的な夏になる頃には、痩せて脂が抜けはじめます。

炭で湿気対策

炭は湿気を吸収するので、押入れに置くと除湿効果があります。炭を通気性のよいタオルで包んでタンスの中に入れれば、防虫効果も発揮。靴箱に入れるといやな臭いをとってくれる脱臭効果もあります。

梅雨時は傘のお手入れを欠かさずに

雨傘を濡れたままにしておくと、湿気でカビや悪臭が発生します。梅雨時に使用頻度の高い雨傘は、梅雨の晴れ間に陰干ししましょう。